【2024年最新】タレントマネジメントシステムの価格相場や無料トライアルありのサービスは?

タレントマネジメントシステムを導入する企業が増えてきましたが、導入するにはどれくらいのコストがかかるのでしょうか。

タレントマネジメントシステムの導入成功には、企業の規模や導入目的に応じて「ニーズに合った最適なシステム」を選択することが重要です。
特に、タレントマネジメントシステムの費用を正確に把握し、コストパフォーマンスを熟考することは必須だと言えるでしょう。

この記事では、タレントマネジメントシステムの費用や無料トライアルの有無といった項目について、見やすく一覧化した上で、代表的なシステムを徹底比較していきます。

自社の規模や目的に合わせた「コストパフォーマンスの高いシステム選び」をしたいと考える人事担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

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1.タレントマネジメントシステムとは

タレントマネジメントシステムとは、社員の氏名や所属部署、スキルや経歴、能力など、個人が持つ特有の情報を一元管理できるシステムです。

タレントマネジメントシステムを用いると、データにもとづいた適材適所の人材配置や、人材育成に役立てられるため、既に多くの企業で導入が進められています。

実際、2019年にHR総研が行った「タレントマネジメントシステムに関するアンケート調査」によると、システムの導入率は49%という結果が報告されています。

人材管理は、給与や昇給、賞与の査定だけでなく、従業員エンゲージメント向上や生産性向上にも役立つため、人事戦略の実現に欠かせません。
タレントマネジメントシステムを用いることで、より効率的な人材管理が実現できます。

ちなみに、既存の人事資料をタレントマネジメントシステムにデータに移行するには、一般的には数週間〜3カ月の期間が必要です。

2.タレントマネジメントシステムの価格相場

タレントマネジメントシステムの利用料金の相場は、初期導入費用として数十万円程度、契約後は月額50,000円程度発生するのが一般的です。

多くのシステムでは、企業の規模や必要な機能に合わせて複数のプランを提供しています。
初期費用が不要なプランや無料トライアルの用意など、導入のハードルが低いシステムもあります。

料金プランは機能や利用する人数によって大きく異なり、

・定額型プラン…人数の制限ごとに決められた料金がかかる

・従量制プラン…1人追加するごとに料金がプラスされる

といった料金プランがあるので、自社の課題を踏まえたうえで選定しましょう。

また、人数制限のないサービスを提供しているシステムもあります。
どのシステムが自社に適しているかは、企業の規模や導入目的によって異なります。自社の叶えたい希望や解決したい課題を考慮した上で選定すると良いでしょう。

3.タレントマネジメントシステムの比較表一覧

以下の表は、タレントマネジメントシステムの価格における比較表一覧です。

初期費用月額料金無料トライアルサポート費用
ヒトマワリ0円10,000円(税抜)〜0円
タレントパレット要お問い合わせ要問い合わせ記載なし
カオナビ要問い合わせ要問い合わせ記載なし
スマカン要問い合わせ50,000円(税抜)〜記載なし
※プランによって内容・期間が異なる
HRBrain要問い合わせ要問い合わせ0円
あしたのクラウド要問い合わせ要問い合わせ記載なし
スキルナビ0円 40,000円(税抜)〜記載なし
banto19,800円〜一人あたり300円(税別)〜記載なし
JobSuite TALENTS150,000円(税抜)~30,000円(税抜)~要問い合わせ記載なし
Resily要問い合わせ     一人当たり1,500円(税抜)~記載なし

初期費用、月額料金、無料トライアルの有無を比較していますが、システムごとに独自の特徴があります。自社のニーズと課題に応じて決定する必要があると言えるでしょう。

4.おすすめのタレントマネジメントシステム

ここからは多様な評価方法に適している「おすすめのタレントマネジメントシステム」をご紹介します。

以下に紹介しているシステムは、

・OKR管理

・360度評価

・MBO

・1on1管理

・コンピテンシー評価

といった多様な評価方法に対応しています。

また、評価シートやフローのカスタマイズを柔軟に行えるため、どのような企業にもおすすめできるシステムです。

4-1.ヒトマワリ

「ヒトマワリ」は、クラウド型の人事管理システムです。人事情報を一元管理し、分析や出力まで行えます。
HRDP(Human Resources Data Platform)と呼ばれる人事マスターデータを構築し、戦略人事の実現をサポートします。

機能も豊富で、人材データベースや採用管理、BI分析、組織シミュレーション、評価・ワークフロー、アンケートなどがあります。また、専属コンサルタントによるサポートがあるため、自社に合った運用ができます。

カスタマーサクセスチームがしっかりフォローアップするため、利用者は安心してシステムを利用し続けることが可能です。人事管理システム部門でNo.1に輝いた実績もあり、戦略人事の実現をサポートする優れたシステムと言えます。

≪特徴≫

・高クオリティなのに低コスト

・人材、採用、分析をワンパッケージで提供している

・専属コンサルタントによるサポートが受けられる

導入費用は無料で、月額利用料金も10,000円(税抜)~とコストパフォーマンスの高いシステムです。専属コンサルタントが使用方法や導入時の作業などもサポートするため、導入ハードルが低く、スピーディに実用に移せます。

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4-2.タレントパレット

「タレントパレット」は、データを活用した人事戦略を実現させるための、クラウド型タレントマネジメントシステムです。

あらゆる人材データを一元化して蓄積することで、配置や育成、採用、社員満足度向上など、科学的な分析にもとづいた人事戦略を実現できます。

≪特徴≫

・ドラッグ&ドロップで昇格シミュレーションが可能

・人員の配置を助ける「キャリア見える化機能」がある

・評価タイプ判定と評価エラー診断を実施できる

導入費用、月額利用料金も要確認です。無料トライアルがあります。

4-3.カオナビ

「カオナビ」は、社員情報の管理や評価制度の運用、人材分析、適所配置など、様々な機能が統合された人事管理システムです。
他のタレントマネジメントシステムと比べても、カオナビは1つのシステムで多くの作業が完結できるため、管理の手間を大幅に軽減できます。

カオナビの特徴として、設定の自由度が高く、評価項目などを自由にカスタマイズできる点が挙げられます。

そのため、自社の人事評価制度をそのまま再現でき、途中で評価項目を変更することも可能です。

≪特徴≫

・機能の網羅性が高い

・設定の自由度が高くカスタマイズ性に優れている

・Slack、SmartHR、給与奉行クラウドと連携できる

導入費用、月額利用料金ともに要相談です。無料トライアルが用意されています。

4-4.スマカン

「スマカン」は、人事や人材活用の分野で30年以上の実績を持つ高性能な「SmartCompany」のノウハウを集約した、実践的で使いやすいタレントマネジメントシステムです。

人事評価や目標管理、ワークフロー、アンケートなどの基本機能に加え、各種人材情報を軸とした分析機能など、タレントマネジメントに必要なあらゆる機能が備わっています。

人材の傾向や育成計画作成、幹部候補者や特殊技術をもつ人材の発掘などに役立てられます。

≪特徴≫

・トータルソリューションの提供が期待できる

・高い業務適合性が期待できる

・オンプレミスとクラウドの両方で対応可能

導入費用は要相談で、月額利用料金は50,000円(税抜)〜です。無料トライアルが用意されています。

4-5.HRBrain

「HRBrain」は、累計導入社数2,000社以上を誇るタレントマネジメントシステムです。
従業員の基本情報やスキル、特徴などを一元管理し、蓄積したデータを活用して、企業に内在する人事課題を戦略的に解決できます。

直感的に使いこなせる仕様なので、管理者だけでなく従業員に対しても分かりやすい点が特徴です。さらに初期設定や導入支援、他社の成功事例の紹介に関しても幅広いサポートを提供してもらえます。

≪特徴≫

・直感的に操作できる仕様と手厚いサポートあり

・組織診断サーベイとタレントマネジメントをカバーできる

導入費用、月額利用料金ともに要相談です。無料トライアルが用意されています。

4-6.あしたのクラウド

「あしたのクラウド」は、目標評価から給与決定までを統合的に管理できるクラウド型評価システムです。

ビッグデータを活用したAIによる「目標添削機能」も利用でき、利用企業からは高い評価を得ています。

また、14年にわたるノウハウを生かした制度構築や運用支援のサポートも提供しており、他社にはない強みとなっています。

≪特徴≫

・あらゆる評価シートに対応できるカスタマイズ性がある

・他にはない選べるサポートプランがある

・充実の集計、分析機能があるから人事データの活用が楽になる

導入費用、月額利用料金ともに要相談です。無料トライアルが用意されています。

4-7.スキルナビ

「スキルナビ」は、人材データを有効に活用し、採用から育成までを幅広くカバーできるタレントマネジメントシステムです。

従業員の経歴や資格、意識調査の結果など、企業内に散在する人材データを集約し、一元管理できます。

採用、定着、育成、組織管理といった人材管理に必要な機能が網羅されているのも、スキルナビの特徴です。

≪特徴≫

・スキルのグラフ化による比較の容易さ

・人材情報を統合的に管理する

・人事異動シミュレーションで適材適所の人材配置

導入費用は0円で、月額利用料金は40,000円(税抜)~です。無料トライアルが用意されています。

4-8.banto

 「banto」は、チャットボットを利用したタレントマネジメントシステムです。
毎日決まった時間に行われる質問に回答するだけで自動報告が完了し、日報の自動集計までしてくれるので、従業員の負担を大きく削減できます。

さらに、報告内容を会議用資料として活用でき、進捗状況をツリーやグラフ、カンバン式といった形で確認できるため、現在の状況を「見える化」しやすくなります。

≪特徴≫

・Slackと連携して目標の進捗管理ができる

・チャットbotで報告が簡単にでき、業務の進捗度合いを自動管理できる

・コミュニケーションを活性化する機能が充実している

導入費用は19,800円(税抜)〜で、一人あたり月額300円(税抜)~の従量課金制で気軽にスタートできます。無料トライアルも用意されています。

4-9.JobSuite TALENTS

JobSuite TALENTSは、AI技術を利用した高度な人材マッチング機能があるため、適性の高い候補者を迅速に選定できます。
リアルタイムで採用データを分析でき、採用プロセスを改善するための意思決定に役立てられます。

さらに、応募者の情報を一元管理し、自動的に整理して適切なタグを付けられるため、より効率的な応募者管理を実現することが可能です。

≪特徴≫

 ・高度な人材マッチング機能

 ・リアルタイムな採用データ分析

・スマートな応募者管理

導入費用は150,000円(税抜)〜で、月額利用料金は30,000円(税抜)~です。無料トライアルについては、要相談となっています。

4-10.Resily

「Resily」は、OKRという目標管理手法に特化しており、企業や部署、個人の目標をツリー型で表示して組織全体の目標を明確にしてくれます。

従業員のモチベーションアップにもつながる機能が多数あり、進捗管理やタスク共有、コミュニケーション支援なども行えます。

また、1on1機能を使うことで、従業員の理解や人材開発・育成にも役立ちます。GoogleやFacebookでも採用されているシステムです。

≪特徴≫

・AIによる人材分析と適性評価

・コミュニケーションツールとしての機能性

・柔軟なカスタマイズ性

導入費用は要相談で、一人あたり月額1,500円(税抜)~の従量課金制です。無料トライアルを利用できます。

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5.タレントマネジメントシステム導入のメリット

タレントマネジメントシステムの導入は、企業にとって多くのメリットがあります。タレントマネジメントを導入することで得られるメリットを見ていきましょう。

5-1.適材適所の配置ができる

タレントマネジメントシステムは、社員の能力、スキル、業務経験、行動特性などを一元管理できます。このように社員の多面的な情報を把握できるため、人事異動において適材適所の人員配置が容易になります。

例えば、能力が同等な社員が2人いた場合、能力だけでは判断しきれない要素があるかもしれません。
各社員の行動特性が分かっていれば、「自己解決の能力が高い」や「周囲と協力して仕事を進められる」など、それぞれの特徴を考慮して適切なポジションに配置できます。

5-2.埋もれている人材を発掘できる

タレントマネジメントシステムを活用することで、数字や表彰経験だけでは測りにくい、リーダーシップや協調性などの重要な能力やスキルを管理できます。

これらの能力やスキルは、テストや資格などによる測定が難しいです。
しかし、タレントマネジメントで個人のスキルを把握できる項目を設定すれば、将来のリーダーや経営者候補を見つけることができます。

また、社員自身が自分の能力を自覚していない場合でも、タレントマネジメントを行うことによって、自身のスキルや能力を確認できます。

5-3.迅速に事業展開できる

タレントマネジメントシステムを活用すると、迅速に事業展開できます。
システムを利用せずに人員配置を行う場合、本人や同僚などへの調査が必要となるため、膨大な時間がかかるケースが多いでしょう。

現代のビジネス環境では、市場や技術、消費者の興味関心が急激に変化していくため、事業展開に時間をかける余裕はありません。

タレントマネジメントシステムは従業員のあらゆる情報を一元管理しているため、データにもとづいた人員配置をスムーズに行えます。
そのため、タレントマネジメントシステムを導入すると迅速な事業展開が可能になります。

5-4.モチベーションアップに役立つ

タレントマネジメントシステムの導入は、従業員のモチベーションアップに役立ちます。
適切な職務を与え、能力やスキルに応じた仕事を割り当てることで、社員のモチベーションを維持・向上させられます。

社員が自分の能力を最大限発揮できる環境に身を置くことができれば、仕事に対する不満を大幅に軽減できます。

結果として、社員の離職・転職を防ぐことができ、人材の流出を防止できます。

6.タレントマネジメントシステム導入のデメリット

メリットの多いタレントマネジメントシステムですが、導入によって生じる懸念点についても把握しておく必要があります。

6-1.使いこなせないとコストがムダになる

一般的に、システムが多機能になるほど、価格は高くなります。
そのため、多機能なタレントマネジメントシステムを導入しても、使いこなすことができなければ、無駄なコストになってしまいます。

無駄なコストを発生させないためにも、導入前に自社に必要な機能を整理しておくことが重要です。

6-2.社員に浸透しないと活用できない

タレントマネジメントシステムを導入しても、社員自身に浸透しなければ、十分な効果を期待することはできません。
社員がシステムの意図を理解していない場合、正確な情報が集まらず、活用できない可能性があります。

導入前に目的や必要性を社員に十分理解してもらうことが重要です。事前に教育やトレーニングを行うことで、システムのスムーズな運用を実現できます。

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7.タレントマネジメントシステムの選定ポイント

何の準備もせずに導入してしまうと、費用がかさむだけでなく、効果を最大限に発揮できない可能性があります。
ここでは、タレントマネジメントシステムの選定ポイントについてご紹介します。

また、タレントマネジメントシステムの選定のポイントや他社の人事システムとの違いについてこちらで「タレントマネジメントシステム徹底比較! 選定ポイントや目的別の選び方」解説しています。

7-1.必要な機能がそろっている

タレントマネジメントシステムを導入する際に注意すべき点の1つが、自社の人事考課や人事異動制度との相性です。まずは、自社に必要な機能がシステムに備わっているかどうかを確認しましょう。

チェック表を作りましたので、選定の際には以下の点をチェックしてみてください。

自社で確認すべき項目補足
従業員情報の管理形式について自社の管理方法に近い、ExcelやWordなどで管理する方法がおすすめです。
管理している従業員情報について一部のサービスでは、従業員情報を入力するためのフォームが用意されている場合もあります。
人事異動のフローについてホワイトボードやExcelを用いて人事異動を実施している場合、業務効率化が期待できます。
1on1や360度評価など、社内で活用している評価制度について自社で人材育成や人材活用を促進するために、評価制度を導入している場合、プロセスを大きく効率化できるサービスを選びましょう。
人材の育成・活用のために実施している取り組みについて人材育成・活用のために実施している取り組みがある場合、eラーニングやオンボーディングなどを効率化するための機能が備わっているサービスを選びましょう。
人材定着のために実施している取り組みについて離職防止策を実施している場合、離職率の改善や、離職傾向のある社員を特定する機能を持つサービスを選びましょう。
社内で求められるセキュリティレベルについてIPアドレスによるアクセス制限、シングルサインオン(SSO)、2段階認証・2要素認証、組織データのバックアップ体制など、自社のレベルにあわせた「セキュリティ機能」が搭載されたサービスを選びましょう。

7-2.分かりやすくて使いやすい

システムを選ぶ際には、直感的にわかりやすく、操作しやすい点も重視する必要があります。
タレントマネジメントシステムは、経営判断にもかかわるシステムなので、経営陣やマネジメント層が使いこなせるくらい分かりやすいことが求められるからです。

システムが複雑すぎたり、使い方がわかりにくかったりする場合、システムの理解に時間や労力を費やすことになります。
そのため、誰でも使いやすい仕様であれば、その分効率的に仕事を進められます。

7-3.予算内で利用できる

タレントマネジメントシステムには、様々な料金プランがあります。
機能を増やすほどできることは増えますが、同時にコストも高くなります。一般的に、利用人数が増えると料金も上昇するため、最低限必要な機能を把握し、いくらくらいで対応できるかを確認することが重要です。

タレントマネジメントシステムの料金相場を調べて、導入に必要な予算を決めるための情報を取得しましょう。

7-4.機能追加などの柔軟性・拡張性がある

タレントマネジメントシステムを導入後、部署変更や組織変更が行われることがあります。その際、これまでの人材管理方法では対応しきれなくなることがあります。

システムに組織の変更に合わせた機能追加や変更が可能かどうかを、事前にチェックすることも重要です。

7-5.自社に合った形態のシステム

タレントマネジメントシステムは、大きく「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類に分けられます。自社にあった提供形態のものを選ぶことが大切です。それぞれの特徴を説明します。

クラウド型

クラウド型のシステムは、サービス提供者が保有するサーバーを使用して運用されるため、安くて簡単に導入できます。また、インターネット環境があれば、社外からでも利用可能です。

オンプレミス型

オンプレミス型のシステムは、自社サーバーを使用してシステム構築する必要があります。

自社の状況に合わせて柔軟にカスタマイズできますが、コストが高いです。また、WEBシステムに強い技術者が必要になるため、注意が必要です。

7-6.セキュリティがしっかりしている

タレントマネジメントシステムには、従業員の基本情報や保有スキルなど、重要な人事情報が登録されています。

従業員の個人情報が社外に漏れ出ることを防ぐためには、セキュリティがしっかりとした製品を選択することが重要です。

また、タレントマネジメントシステムは、人事システムと連携しているものもあります。

特に、マイナンバーを管理する機能がある場合は、セキュリティ対策を一層強化する必要があります。既に自社で導入しているセキュリティシステムとの整合性も確認しましょう。

7-7.サポート体制が充実している

タレントマネジメントシステムを構築・運用するには、人事戦略に関する専門的な知識が必要不可欠です。
コンサルティング企業に相談した上で、システム導入の仕方や、導入後のフォローアップの手引きをしてもらうと良いでしょう。

その際は、サービス提供企業が十分なノウハウを持っているか、導入の実績があるか、サポート内容について確認することが重要です。

「ヒトマワリ」では、豊富なスキルや経験を持つ専任の担当者が、導入前から導入後まで一貫してサポートします。自社の状況に合った運用ができますので、人事戦略を実現しやすいです。

8.システムを選ぶ際は企業導入事例を確認

タレントマネジメントシステムを選ぶ際は、サービス提供事業者の導入事例を確認することが重要です。
各サービスには様々な機能がありますが、機能だけを見ても実際にどう役立つのかをイメージすることは難しいでしょう。

導入事例を見れば、そのシステムがどのような課題を解決してくれたのか、どういうサポートを提供してくれるのかなど、使用後のリアルな情報を得られます。

タレントマネジメントシステム「ヒトマワリの導入事例」では、ヒトマワリの活用方法など使用後のリアルな情報が掲載されています。気になる方はぜひ確認してみてください。

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9.まとめ

タレントマネジメントシステムの利用料金の相場は、初期導入費用が数十万円、月額料金が50,000円程度です。システムによって機能や規模が異なるため、複数のプランを展開している場合が多く、定額型プランや従量制プランがあります。

企業規模や導入目的により最適な形態は異なるため、解決したい課題や目的に合わせて選定することが重要です。また、初期費用無料や無料トライアルを提供しているサービスもあります。無料トライアルで使用感を確かめてから導入を決めると良いでしょう。

「ヒトマワリ」は、従業員のあらゆる情報を一元管理するシステムです。分析やシミュレーションなどの機能が搭載されているため、経営や組織の意思決定を人事領域からサポートできます。

導入費用は無料で、月額利用料金も10,000円(税抜)~と低コストであり、専属のコンサルタントによる導入前後サポートも受けられます。
人事情報の管理やデータにもとづいた運用をご希望の方は、ぜひヒトマワリにご相談ください。