第18回 部下に一番最初に伝えるべき3つのメッセージ​①

「部下に一番最初に伝えるべき3つのメッセージ」part1

新しい組織に配属したり、
部下が入社または異動してきた際に必ず私が最初にやる事、
これが部下になる人間との面談なんですね。

そうです、初めての1on1ですね。
一番最初なので、お互い最も気合が入ります。
もちろん前の上司の事が好きで、僕に苦手意識がある人も居るでしょう。

でもですよ、僕達のミッションは組織目標の達成それだけなわけじゃないですか?

人と人ってイメージが先行して思い込みで判断していること多いですよね?
どうですか?
大体この思い込みをそのままにしていると、どんどんずれて行ってしまうんですよね。
だからまずは"腹を割って話す"まではコミュニケーションがまだ取れていないので難しいかもしれませんが、
話をするわけです。

ちょっと余談です。
リーダーって何をする人なのか?って言うのはご存知だと思いますけど、
どうやってやるのか?って教科書ないじゃないですか。
そこでいつだったか忘れましたけど、一冊の本を手に取って衝撃を受けました。

東レ研究所元社長の佐々木常夫さんが書かれた、大ベストセラー
「そうか、君は課長になったか」という本は皆さんご存知ですか?
ご存知の方も多いと思うんですけど、
その本を何気なく本屋で手に取って開いたとに衝撃が大きかったです。

まず一番最初に
「部下を動かすのはスキルではない。部下の心を動かす、君の高い『志』だ!」って書いてあったんですよ。
かっこよすぎません?

滅茶苦茶勇気が出ましたね。

なんでか?
「志」って誰でも持つことが出来きる心の力ですよね?

広辞苑で「志」って調べると
「心の向かうところ。心にめざすところ。」って定義されているわけじゃないですか?
見た瞬間に俺にもできるんだ!!!
って全員がひきつけられるそんな一文ですよね?

もちろん「志」を否定されることはありますけど、
「志」がもてないというのは違うと思います。

さて本日の本題、一番最初に伝えるべき3つのメッセージ「約束」ですが、
まず前提の段階として、

このメッセージ
「自分たちが何を目的とするチーム組織であるのか?そしてあなたに何を期待するのか?」
を先に伝えるというのは、大前提での話で聞いて頂きたい。

私も以前勤めていた会社時代に、
新しい課に配属した時、またはメンバーが増えたときに必ず行っていました。
僕が初めていわゆる部下もちになったのは、21歳の時です。

当時僕はアルバイトで保険事業部に配属されて、
今でも大尊敬している「奥村さん」という当時マネージャーがいらっしゃったんですけど、
その人がかっこよかったんですよ、とにかく。
その兄貴みたいな人に、ある時に「社員でやってみないか?」って勧められたんですね。​

普通は憧れの兄貴から言われるわけですから、
「はい喜んで」と答えるはずなんですが、当日の僕も生意気でしたね。

アルバイトで結果はある程度出していたので、
何を勘違いしてたのか
「やってみても良いかなとは思いますけど、僕より営業が弱い人の下で始めたくないです」
って言ったんですよ。
なまいきですよねー、当時面倒見てくれてたの上司のサブマネージャーの人は頭に来たでしょうね...
21歳の成人式終わったばっかりの「坊や」みたいなやつがそんなこと言うんですから...

そうしたら奥村さんが、すぐに上司に相談してくれて、
「一番だったら良いよ」って言ってくれたんですよ。
営業マンは100名くらいいたと思います。

結果としては、まずは10名チームを受け持つことになったんですよ。
今考えても、すごい会社ですよね。
21歳の会社の事も知らない人間に、翌月からチームを任せちゃうって...

その後、その組織は会社で一番になるんですけど
その話についてはまた今度お話をするとして、今回は大前提の話の話。

「自分たちが何を目的とするチーム組織であるのか?そしてあなたに何を期待するのか?」
ってどんなことを伝えるのか?ってことですが。

僕はアルバイトだろうが何であろうが、全員に同じ話をしていました。

普通のチームは新人のアルバイトの子には、
仕事のやり方をすぐに教えるんですが、
僕は当時自分たちの会社が何を目指す会社なのか?
そしてその中で僕の所属している保険事業部がどのような役割を持っていて、
そして僕の課が今どのような位置にいて、
今後何を目指しているのか?を一人一人と話をするわけです。

そしてこの時に、付け加えることが、
部下がこの仕事に取り組んでもらうことで生まれる、3つの取れ高(利益)についてです。

・一つ目は相手にとっての利益
・二つ目は自分にとっての利益
・最後に会社にとっての利益です

要するにここで働いて、勉強してもらうことで
いつまでに、どういったスキルがついて、その結果○○までにどういう立場になっていてくのか、
お金、遣り甲斐等、相手の求める要素に合わせて話をします。
そこでおぼろげながら自分の将来の姿を創造してもらえるようにするんですね。

因みに僕が初めて掲げていたのは
「一番笑って営業する組織が、会社で一番の組織になる」でした。
かわいいでしょぼく20年前は可愛かったんですよ。

当時は21歳でしたし、
アルバイトの皆さんも、みんな3~5歳ぐらい年上のお兄ちゃんとか、お姉ちゃんみたいな人が多かったので

「まずは会社で一番楽しんで電話するチームにしませんか!」とか
「会社で一番のチームになってみませんか?」
「周りの先輩たちを驚かせてみたくないですか?」とか
社会に対するメッセージも何もないような目的でも、
可愛がってくれて、乗ってくれたのと、
周りのチームがイメージ体育会系通り越して体育の会社ですから、営業会社の空気でがあって、
僕たちは異質であったことで、結果上手くいったのだろうなと振り返ってみて思います。

次回も引き続き、「部下に一番最初に伝えるべき3つのメッセージ」をお伝えしていきます!

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