第14回 部下が躍動するミドルマネージャーの心構え3選③


「部下が躍動するミドルマネージャーの心構え3選」③
part3―部下の伸ばし方

3回にわたりお届けしてきました「部下が躍動するミドルマネージャーの心構え3選」の最終回です!
最終回となる今回は「部下の伸ばし方」です。

部下を伸ばす方法っていうのは大きく分けて2つだと僕は思っています。

1つ目は圧力をかけるっていう事です。
キャパシティーオーバーにするってことなんですね。
例えば筋肉って負荷を掛けないと大きくならないじゃないですか?
部下の仕事も同じです。
そして僕もあなた達も同じですw

僕は、新人社員に営業で絶対やることは、2つです。

1つ目は「明日営業するお客様の営業ストーリーを、全部文字で書かせること」です。

その後、新人の子に書いたものを見ながら僕に説明してもらいます。
僕は「で?」「そして?」「どうなの?」「そっからどうするの?」という質問を
ひたすらに行って、絶対に準備できていないところまで追い込みます。
出て来なくなったらゲームオーバーやり直し。
最後切れ気味で「どうしたら良いですか」って言ってきます。

2つ目は自分がやった営業のビデオを全部目を通させて、
振り返りポイントをひたすら文字で書かせます。

共にフィードバックするっていうやり取りををとにかくします。
これが1カ月~2カ月ほどひたすらに続きます。
このフィードバックは時に一回3時間かかるときもあります。

非生産的な動きにも見えますが、
3時間へたくそな話をお客様に聞かせるほうが、
お客様にとっても本人にとっても不幸な事であって、
誰も幸せにならないと僕は思うんです。

でもそうしていると、
早い子だと1週間、遅い子でも3週間ぐらいで、
結構、受け答えできるようになってくるんですよね。
そしたら素直に嬉しくないですか?

心から褒めれば良いと思います。

その為にお互いでやってきたわけですし、
この小さな喜びを積み重ねていくことで、
何よりも僕自身が部下の成長を信じ続けることが出来るようになるんですね。

この圧を掛けるトレーニングですが、
注意しなくてはならないことは
信頼関係がなければただのパワハラだって言う事です。
補助者をつけないとケガをする、辞めちゃうってことです。
(この信頼関係については「優秀なマネージャーのコミュニケーションの法則」でお話させて頂きます!)

ちゃんと自分でも見ておいてあげて、
周りの先輩社員にもしっかり補助を事前にお願いしておくことです。

そして普段新人はさっさと返して、
帰った後に他の部下に
頑張ってるよなあいつら、すごくない?
お前らもすごいけどあれ最初自分でやっててもきついもんな、すげーよな」って口癖にすること
です。

まあ僕の場合は圧がかなりすごいので本気で言ってますし、
先輩社員はガチでこの人のここは変わらないから僕たちが支えるんだ!
って思って動いているんでしょうけど。

でもこれって実は道にいっていて、
入社時点の新人ってどんな人間でも
この場所で頑張ろうって思って入ってくるわけじゃないですか。

とにかく最初一カ月は一生懸命なんですよ。
言われたことはきちんとこなそうとするし、ゆがみがない。

だから先輩も思うんでしょうね、一生懸命やっている後輩を支えようって。
なので最初の1ヵ月。ここはかなりの胆だと僕は思います。

もう1つは、小さくても疑似でも良いので、
成功体験を与える続ける事です。
電話してたら、「いいじゃん」
断られても「ナイスファイト、すがりついてたね~」「あそこまで素人さんじゃいけないよ」等
受注はしてなくても、
アポは取れなくても、
ほめてやればいいじゃないですか、だめですか?
だってまだ素人ですよ、部下は。
上手じゃないのは師匠のせいです。

褒めるところが無いなんて、いう人も居ますが、
それは身近なマネージャーが見てないだけだと僕は思うんですね。
口は悪いけど、「見えねーならメガネ屋行け」って素直に思いまね。

そういう人はだいたい自分が忙しいからって言ってますけど、
自分が電話しながら、作業しながら、
耳をそばだててやって聞いてあげるぐらい、できますよね。
何かしらでのし上がった人なんだったら、そのぐらいできるはずですよね。

そして良かったら、
電話してても何してても、
見せてやればいいじゃないですか!親指の指紋を!

たったそれだけの心構えで部下が変わる自分も変わる
これ、人生の取れ高どれだけ高いか想像にたやすいんじゃないでしょうか。

ぜひ「自分のミッションの理解」と、「受け入れる力」っていうのを続けたときに
初めて見える景色っていうのを体感してもらいたいなと思います。

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丁度いい人事管理、タレントマネージメントシステムです。

人事情報の一元化はもとより、
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ヒトマワリ導入の云々は置いといて、
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ぜひお話しする機会を頂戴出来ますと幸いです。

★「部下が躍動するミドルマネージャーの心構え3選」シリーズの過去の投稿はこちらから!
→「部下が躍動するミドルマネージャーの心構え3選」①
→「部下が躍動するミドルマネージャーの心構え3選」②

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