第21回 優秀なマネージャーのコミュニケーションの法則​①

「1on1を行ったことで起きた自分としての変化について​」

今回はコミュニケーションがテーマなので
僕が2週間に1回の1on1を2年間続けていて気づいた事を中心に
マネージャーに求めらえる要件についても触れていきたいと思います!

題して「部下の一言で1on1を始めた「昭和のオジサン」が1on1をきっかけに、
コミュニケーションに対しての考え方が変わってハマってしまった話。」
をさせていただきます。

今回も3回にわけてお伝えしていきたいと思います。
・1on1を行ったことで起きた自分としての変化について
・次に1on1を行う上で考え方、心構を整理した話
・最後に初心者でも始められる1on1のやり方

今回は1on1を行う事で自分に起きた変化についてです。
大きかったのは2つありました​!

1つ目】
部下に対する理解が深まって、
より部下の課題を真剣に解決するために何をしたらいいのか?を考えて行動する様になって
部下にフィードバックをよくするようになった。

滅茶苦茶当たり前のことなんですが、
今も昔も目的は全く同じことをやっていたんですけど、​
アプローチ方法が変わったというのが一番大きかったと思います。​

2つ目】
2週間に1回の1on1を通じてみそぎをされている気持ちになった。

僕は今から約20年前21歳の時にいきなり、10名の部下を持って
右も左も分からないまま責任者となって、
その組織は半年で50名ぐらいの組織になってしまってですね、
マネージメントは元上司の背中を追うしかない状態で、熱意を共有する時間が全てで夜中まで語るみたいな。​

典型的な「昭和のおじさん」タイプなんですけども、
なかでも「威圧」と「論破」のダブルスコアで部下を制していました。
今も抜けてないという反省があるんですけど、
とにかく説明をはしょって、こうすべきだ論を唱えてねじ伏せるをやっていたんだなぁと今では思います。​

相手は「ああこの人には、言ってもしょうがないんだな」と思っているんでしょうけど、
僕は「理解してくれた」と思っている。​。。

僕の初めての上司はもちろん、そんな人じゃなかったはずなんですけど
なぜかそうなっていて、そんな部下とのすれ違いも常に隣にいるときは、
何となく日々が過ぎていて、部下のことは分かってるし、
かまっているので僕としてはやっているつもりでいました。

​そんな中コロナ以降、
在宅でのコミュニケーションに悩んでいまして、
限られた時間の中で上質なコミュニケーションを取るために選んだ手段が

1on1だったんですね。​

​実施して行く過程で色々気付きがあってこんな変化があったと思います。

●before

・部下は自分で情報を取りに来るのが当たり前だと思っていた 
 (部下の組織に対する興味をそれで計っていた​)

・ネガティブな意見は後ろ向きでマイナス思考な考えだと思っていた
 (だめだなと思っていた​)

・部下の成長は自分の脳で管理している情報で、近接誤差が起きていた
 (今絶好調の人が好き)


●after

・部下は自分で情報を取りに来るのが当たり前だと思っていた
 →部下への報連相の機会が増えた。​

・ネガティブな意見は後ろ向きでマイナス思考な考えだと思っていた
 →ネガティブな意見は会社が解決すべき課題かどうかを判断する上で重要な報告だとわかった。​

・部下の成長は自分の脳で管理している情報で、近接誤差が起きていた
 →部下の成長や考え方の変化をツールを使って記録するようになり見返すことで気付きが多くなった

では僕に何故このように変化があったかと言いますと。
1on1を始める前に色々僕の中で整理することが出来たというのが一番大きなポイントだったと思います。

実は1on1を始めたきっかは、リモートが始まる上で部下から、
「取り入れたらいいんじゃないですか?」と言われたからなんですけど。

「昭和のおじさん」としては十分なコミュニケーションは取れていると思いながらも、
取り入れる度量を見せなければと、おじさんらしいきっかけで了承して、まず手に取ったのが1冊の本です。

読んでみました。
拝見した本には「1on1が行われない理由とは何か?」
それは「忙しい」「面倒」「苦手意識」「今までやってこなかった」からっていうのがあって、前向きになれない。

でもやったら変化があるぞって書いてあるんですね。

そのやり方はこうだ!
おやつを置くとか、話しやすい環境を作るとか話し方の心構えとか色々書いてありました。

ぼくは単純なんで、そうなのかやってみようと思ったんですけど、
「ちょっと待てよ」そこまでお互いリテラシーが無い中でと困っちゃうんじゃないの?となったんですよね。

先ほどのやらない理由の心境とおなじで、
やったことないので行けるかな?っていう不安ですね。

本を書いている人からすれば、だからダメなんだって言われそうですけど、
これって結局コミュニケーションスキル高めじゃないと出来ないんじゃないかな?
そもそもそういったことに前向きな文化が無いと出来ないんじゃないかな?とか
マイナス面を思い浮かべてしまってどうしようかな?となってしまったんですよ。

ここでデータを1つお見せしますね。
日本の人事部に登録している方々へのアンケートなので、意識が高めという事もあるともいますが、
4割以上は1on1を導入しているんですよね。

でも成功するためには、上司の傾聴力が大事って皆さんなってるんですよ。
次にあるのが心理的安全性...

僕自身が誰にも信じてもらえないんですけど、
コミュニケーション能力と会話の反射神経が極端に低いんですね。

そんな中でできるのか?

検討した結果まずは、
無理せず1on1の型を作って吸いあがってくる情報を限定して
少しずつレベルを上げていければいいなと考えました。

そこでまず定めたのが「1on1を行う上での考え方、心構えについて」ですが...
また次回お話ししたいと思います!!

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