第6回 人事システムを選ぶ時に注意すべきポイント
これは以前講演した内容を元に編集しております。
人事システムの選び方として
「人事システムを選ぶときに大切な2つの整理」
のおはなしをします。
まずこういったシステムを選定するときに、
皆様の御ニーズは、自社にあったシステムが何なのか?が知りたいという事ではないでしょうか?
しかし実際各メーカーに話を聞いてみると、
自社の強みが皆様の御ニーズに合っている、ということを証明をしようとされるので、
色々聞いたけれども本当に自社にあっているシステムが、なんなのか分からない。
といったジレンマが起きてしまって、いつまでたっても決まらない...
そんなご経験をしたことはないでしょうか?
そんな中、皆様が最初に作るもの実はこれなんですね。
そうです比較表です。機能比較をおこなって◎✕をつける...
実はこれ、僕たち何時もお客様に
をお願いしています。
なぜかお気づきですか?お気づきの方もいらっしゃると思います。そうです。
これ一番最初に機能比較をやってしまうと、
課題解決の手段としてのシステム選定のはずが、目的度外視して機能を比較することになっちゃうんですね。
機能比較で良いんじゃないの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
ここで大きいのが機能に目が行ってしまい、本来必要のない物もかってしまうという事です。
まあよくありますよね、とくに僕は趣味などの買い物でよくありがちなんですが、
必要なものを買いに行ったときに、あれよあれよと目が行ってしまって、
かさばる買い物かごみたいな状態ですかね?
自分としては備えとして、とかですね色々言い訳をしながら買っているんですが、
実際は使わないものが多くなる。こういった現象ですね。
なので検討にはきちんとした順番があります。
本来は
課題を言語化
↓
解決するとどんな良いことがあるのかメリット?
↓
必要な機能の洗い出し
↓
比較表に項目として追加する。が正しい順序なんですよね。
わかりますか?
それぞれを言語化してないんですよ。
結局最終的に辻褄が合わなくなって、高いけど色々出来るものを買う、
結果使わない機能がだぶついて高いコストを払い続けざる得ない状況を生み出していきます。
さて、ここにもどります。
「人事システムを選ぶときに大切な2つの整理」についてお話をさせて頂きます。
まず人事システムを入れる時に、最大のポイントは何か?をおさらいしていきます。
先ずは現状このような状態になっていませんか?のおさらいですが、こちらです。
兎に角探して纏めて加工して時間が掛かる状態ですね。
ですので整理が必要です。
そんな人事情報をどのように整理するかと言いますと僕たちが用いている手法としては、
このような形で纏めさせて頂きます。
給与、勤怠、労務、評価、そして人事情報等、いま人材に関する情報がどのようにバラバラな状態なのか?
をお客様と一緒に診断させて頂きます。
そこにシステムを当てはめるとどうなるのか?
情報のやり取りはどのようになるのか?
を整理させて頂くことで、導入後の姿を確認して頂く事が出来ます。
この際に色々なシステムの機能を皆様聞いて頂いているので、
どのシステムでは何処まで、ヒトマワリでは何処まで出来るのか?をしっかり確認して頂けます。
そして二つ目の整理が僕たちは頭の中の概念の整理と言っていますが。
バラバラな情報を一元化した際に、その情報をどのように活用していくのか?
人事の多岐にわたる業務内容にそって、言語化していきます。
人事の業務である、採用、教育、配置、評価、分配、新陳代謝の退社(退職)にまつわるつかいかたですね。
そうするとどうでしょう、改めて自社に必要な機能という物が浮き彫りになってきます。
もちろんこちらも言語化します。
本来このシステムの概念の整理と頭の中の概念の整理の2つを行うことで初めて、
比較表を作る準備の段階に入れるのだと我々は考えています。
勿論お手伝いをしている段階で、ヒトマワリの機能が足りなくて選定から漏れることもございます。
その際は、お客様にあった機能のある、競合先輩方のサービスを共に研究して
一番合っているものを選別するところまでお手伝いをさせて頂いております。
2つの整理を無償で行わせて頂きます。
是非お話しする機会を頂戴出来ますと幸いです。
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